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好きな俳句を投下するチャット(20)

自作ではなく、物故俳人の好きな作品を書き込むオープンチャットです。かならず作者名と出典(句集名)を明記してください。どこが好きか一言コメントあると嬉しいです! ※お一人様当たり一日5句くらいまででお願いします。 ※表記ミスに気をつけてください ※ここに掲載されている作品をどこかで引用する際は必ずご自身で出典をお確かめください

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#俳句 #投下

【まとめ】好きな俳句を投下するチャット

五十嵐箏曲
そうなのですね
2019-09-17 13:17
さとう
うしおばさんは牛後さんの妻です。
2019-09-17 13:17
さとう
白魚の本場の白い洗面器  山本紫黄『早寝島』(昭和56年・水明発行所) 紫黄は「水明」「断崖」「俳句評論」。敏雄と親交があった俳人です。「索麺といふ細きもの早寝島」「消ゴムを霧の湖畔に用ひけり」などなどおもしろい。装幀も、流通するものなら許されないか
2019-09-18 19:41
さとう
函あり・上製なんですが、外側どこにもインクが使われてない。
2019-09-18 19:43
さとう
どうせ自費出版するならこれくらいしたいものです。
2019-09-18 19:45
ゐこま
句も句集もいいですね
2019-09-18 19:47
ゐこま
大つぶの寒卵おく襤褸の上 飯田蛇笏『霊芝』(昭和十二年・改造社) 諸事情で冬の食べ物の句を色々調べているのですが、さすが蛇笏は大きいですね。全句集が角川から出たので読みやすいですし。
2019-09-18 19:59
ねぎし
こんばんは。「老いた鶏の卵は概して大きい。珍重して取り出した私の山住まいの妻が何かの都合でそはにあった襤褸の上にそっと置いたのである。ただ一個、大きな寒卵の雪白な美しさを」が蛇笏の自解だそうです。発売中の「俳句あるふぁ」の石寒太さんと井上康生さんの対談の井
2019-09-18 20:20
さとう
ほほー。たしかに、白さが際立ちます。
2019-09-18 20:29
さとう
今日は、佐川盟子句集『火を放つ』(2019年・現代俳句協会)からです。 留学生R岩海苔を訝しむ  佐川盟子 留学生にとって岩海苔とは「!?」なものであろうと、それはまあ想像つくのですが、「留学生R」と個人を見せることで、クラスでわいわい言い合っ
2019-09-20 21:20
五十嵐箏曲
明るい句ですねー。新入生の感じがします。
2019-09-21 07:38
さとう
今日は朝日文庫の『現代俳句の世界16 富澤赤黄男 高屋窓秋 渡邊白泉 集』をぱらぱら見ています。俳句ができないときは、この本を見ることが多いです。 秋の雲がたてこむ極み恋乙女  高屋窓秋『石の門』(昭和28年・酩酊社) こういう句つくってみたい
2019-09-21 13:14
さとう
今日はふらんす堂文庫 倉田紘文編『高野素十句集 空』からです。 手賀沼 鴨渡る明らかにまた明らかに  高野素十『初鴉』(1947) 以前手賀沼の近くに住んでいたので、愛着がわくようになりました。
2019-09-22 14:10
ねぎし
この句は鴨渡るの例句として、多くの歳時記に載っていますね。
2019-09-22 15:31
さとう
句集で読むと前書きがあるのが嬉しいです。
2019-09-22 15:42
さとう
今日は出光美術館の芭蕉展に行ってきました。29日までです。 芭蕉では岩波文庫、中村俊定校注『芭蕉俳句集』を持っています。 月はやしこずゑはあめを持ながら  芭蕉(鹿島紀行) この句は展示されてませんでしたが、好きな句です。 みなさんも、
2019-09-25 23:04
ねぎし
芭蕉、ちゃんと読んだことなくて、この句も初めて知りました。雑な感想で申し訳ないですが、古くないですね、今の句の感じがします。
2019-09-25 23:58
さとう
この句は前から好きな句です↑ 今日も中村俊定校注『芭蕉俳句集』(岩波文庫)です。 金屏の松の古さよ冬籠  芭蕉(炭俵) この句のみならず、芭蕉の句にはかたちがいろいろあって、岩波文庫では別バージョンも載せてくれてます。助詞や名詞化について
2019-09-26 23:14
さとう
今夜は以前もアップした山本紫黄。『瓢簞池』(平成19年・水明俳句会)です。宇野亜喜良が装幀で、表紙絵がよいです(本文は微妙)。 見るからに苦き昆虫晩夏光  山本紫黄 たしかに、甘そうなやつと苦そうなやつがいる。
2019-09-29 22:27
さとう
竹伐りを手などつないで眺めをる   あの燭はこのスヰツチや冬館  山本紫黄(平成19年・水明俳句会) 気の抜き方がよいです。
2019-09-29 22:32
さとう
↑『瓢簞池』漏れました
2019-09-29 22:33
さとう
上の写真も山本紫黄『瓢簞池』(平成19年・水明俳句会)。秋子抄がよかったです。
2019-09-29 22:36
さとう
今日も山本紫黄『瓢簞池』(平成19年・水明俳句会)。なぜかというと、このあと澄子さんに返却するから慌ててちゃんと読んでいるのでした。 悼 三橋敏雄 二句 煮凝にまぼろしの鱶混じるらむ 寒濤や三橋敏雄ノーリターン 一句目はまあいいとして(『ま
2019-09-30 11:49
ねぎし
面白いですね。ノーリターンというと、野坂昭如作詞、歌でヒットした「マリリン・モンロー・ノーリターン」を思い出します。
2019-09-30 12:03
クズウ
わたしもマリリンモンローノーリターンを思いました。
2019-09-30 12:10
さとう
そうか…ネットオークションとかの「ノークレームノーリターンでお願いします」みたいなのしか思い浮かばなかった…
2019-09-30 12:14
さとう
今日は夏石番矢第一句集『獵常記』(昭和58年初版→昭和61年新装版・静地社)からです。まがまがしい句も多いのですが、全然それっぽくないのを。 傘立てに傘なしほろほろ鳥料理  夏石番矢 みじめさが「ほろほろ」でいい具合です。
2019-10-02 23:41
五十嵐箏曲
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ホロホロチョウ
2019-10-02 23:51
五十嵐箏曲
ほろほろが擬音なのか、鳥なのか番矢さんのだと思うとわかりません…
2019-10-02 23:52
さとう
あ、ホロホロチョウのことです。たぶん。
2019-10-03 00:04
五十嵐箏曲
おいしいのでしょうか。食い気が混じってしまいます
2019-10-03 00:05
五十嵐箏曲
大宇宙昭和のおたく「そら」とルビ 斎藤環 『角川春樹句会手帖』 おたくカルチャーの研究でも有名な精神科医、斎藤環さんの一句です。ただごとというよりあるあるですが、読んだ時爆笑してしまって爾来覚えています。 『角川春樹句会手帖』は俳句の本としてはキ
2019-10-03 00:12
さとう
田中裕明『櫻姫譚』(平成4・ふらんす堂)からです。 春の海魚と鳥と寝るならば  田中裕明 平易な語彙、言い回しで、ゆたかな気持ちになる句です。
2019-10-06 14:33
さとう
こんばんは。台風ですね。 みなさんは好きな女性の俳人といわれたら誰が思い浮かびますか?(存命でも、物故者でも) オフレコ(?)ですが、俳句雑誌の依頼でアンケートがきており迷っています。オススメの方がいらっしゃる方は教えてください。
2019-10-11 22:17
さとう
朝日文庫の現代俳句の世界11『橋本多佳子 三橋鷹女集』を読んでいます。 東鷹女『魚の鰭』(昭和16・甲鳥書林)より 若葉してうるさいッ玄米パン屋さん  東鷹女 この句、前から知ってはいましたが、やはり句集で読むと嬉しいですね。
2019-10-15 16:01
さとう
個人的な嗜好ですが、女性らしい女性の句や、男性らしい男性の句が苦手なので、初期よりも『羊歯地獄』とかの方が好きです。
2019-10-15 16:06
ゐこま
いいですね!(某アンケ、僕も鷹女を入れました)
2019-10-15 17:46
さとう
鷹女、人気だろうなあ、誰にアンケート頼んでるかわからないですが
2019-10-15 18:46

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