公衆衛生。よく耳にする言葉ではありますが、その意味するところを明確に説明できる人は少ないのではないでしょうか。現代では幅広い意味で使われる単語なので必然、その意味合いが漠然としてしまうのも仕方ありません。しかし、ここではその原義に立ち返り、古屋芳雄氏による一つの定義をご紹介します。古屋氏は昭和20年代に国立公衆衛生院(※現在の国立保健医療科学院)の院長を努めた人。その後、日本医科大学の教授も努め、また、劇作家としても活躍した多才な人です。 『公衆衛生とは、公衆団体の責任に於いて、われらの生命と健康とを脅かす社会的並びに医学的原因の除き、かつわれらの精神的及び肉体的能力の向上をはかる学問及び技術。』 それこそを「考える会」にしていきたいという思いが今現在の私たちの共通認識であります。メンバーは皆、公衆衛生に関して深く興味を持ち、健康管理も含めた公衆衛生の知識の向上をはかるための勉強の場作りやオンライン会議、イベントの開催等を行なっています。そして、それをきっかけとして情報の共有やコミュニケーションの向上をはかり、地域社会への貢献・市民の健康増進に寄与することを目指しています。
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